損切りとか利食いとか、迷うよね。
迷わないFXトレーダーはいないと思う。
僕は損切りは「入れない」。
ビックリするかもしれないが、それで10年FXで生活できている。
利食いは初心者の場合は迷ったら「毎回20pips」にすればいい。
その他にも、これまで聞いたことのないような僕の損切り哲学や資金管理を紹介する。
ネットに転がってる「どこかで聞いたよくあるFX手法」は教えない。
そういうのではトレードで勝てるようにはならないから。
今日も「勝てる」「使える」知識だけを教えるから、どんどん覚えよう。
僕のFX損切り論、ここに全て書いてます。ルールも単純明快。
さて問題。

5分足で買いを入れました。
その際に僕がデフォルトで、最初に損切りを設定する位置はどこでしょう?
- A:すぐ近くの安値
- B:エントリーポイントから毎回一律20pips下
- C:直近安値
- D:付近の最安値
- E:その他
正解は「E:その他」だ。
もっと正確に言うと「僕は損切りを設定しない」。
あおやまさん

ちょっと前まで、うちのFX勉強会の「あおやまさん」という方にyoutubeの動画を投稿してもらっていた。
で、この方の言葉で以前に印象的だったこと。
チャート解説時に僕が「こういうやり方もいいけど、こういうやり方もいいです」と、複数のやり方を紹介した。
そのときに「先生はどうされているんですか?」「私、先生と全く同じがいいです!」と言われた。
だから損切りも多分入れなかったんだと思う。
今はどうしているかわからない。
トレードで勝てるようになって、直近安値に入れたりしているかもしれない。
勝てるようになったらいいんだよ
勝てるようになったらいいんだよ。
例えば、専業トレーダーの人は毎日のトレードに自分の生活がかかっているわけだ。
だから損切り位置を小さく設定して、思わぬ値動きが発生したときのために「保険」をかけておく、なんてことをするかもしれない。
もしくは建値決済が多くなったりね。

ただしその結果、勝てるトレードまで利益ゼロとか損切りになることは増える。
損切りの回数も多くなると思う。
5連敗とか10連敗とかしちゃうかもね。いわゆる「損切り貧乏」というやつ。
それはね、自己責任で受け入れなきゃいけない。
とりあえずトレードで勝てないうちは損切りは入れないか、エントリーポイントから遠く離して設定することをお勧めする。
素人のうちは勝ち負けが大事なのではない。
エントリーした後の値動きをよく観察・分析することが大事。
損切りを浅く設定してすぐにトレードが終わっちゃいました!なんてのは勿体ない。
僕はこうしてます
さっき言った。僕は損切りを入れない。
損切りを入れないというと「そんなFXトレーダーはもってのほか!」「アリエナイ!」って言う人は出てくるだろうね。
「専業トレーダー失格だ!」とかね。
でも僕は10年専業トレーダーとして稼げている。
勝率もここ数年100%だ。
僕だけじゃない。僕が教えているFX勉強会の生徒でも勝率100%は多くいる。

結局僕の理論というのはね。要点は3つだけ。
- FXはエントリーポイントが全て。
- 当たらなければどうということはない。
- 万が一のための保険をかける。

FXはエントリーポイントが全て
FXはエントリーポイントが全てだ。
エントリーポイントが悪ければ負けやすくなる。
エントリーポイントが素晴らしければ全てのトレードで勝てる。
損切りとか資金管理でトレードしているわけではない。ましてや「メンタルが大事!」なんてもってのほか。
FXトレーダーはエントリーポイント「のみ」でまずは勝負するべきだ。
当たらなければどうということはない
なぜ損切りを入れるのか、って深く考えたことある?
深く考えないまま「ネットで読んだから」「本で読んだから」「常識だから」でトレードしている人が世の中大半。
そもそも損切りする必要がなければ損切りは入れる必要はないでしょ。
戦場で銃弾が飛んできました、と。
だから、危ないから避けるんだよね?
逆を言えば、当たらないんだったら避ける必要は全く無い。
僕はそれで10年、何の問題もなくFXトレーダーやっていますが?
何か問題ありますか?
逆に、ヘタに損切りを入れる素人が「損切り貧乏」なんてアホらしい状況になってるのはよく見かけるけど。
万が一のために保険をかける
保険はかけてるよ。
僕はいつも言っている。
例えば100万円の資金からFX始めて、資金が2倍になったら半分引き出しなさい、と。
で、残った100万をまた2倍にして引き出して…を繰り返す。
引き出したお金は100%安全なお金だから。
相場で失敗しようが、ブローカーに口座を凍結されようが、誰にも取られることはない。
だから僕は安全のためにこういう資金管理の仕方を推奨している。
素人トレーダーは「一部を参考にする」
僕の損切りとか資金管理法というのは「この3つ」なんですよ。
この3つが揃って初めて機能する。
でも世の中の素人トレーダーは「一部だけ」「気に入った部分だけ」参考にする。
エントリーに拘るのはわかった、でも損切りは毎回20pipsの位置に浅く設定しよう、みたいな。
で、5連敗しました10連敗しました、勝てませんどうしてですか? となる。
そんなのアタリマエでしょ。
人の教えたことを一部だけ都合よく学んで、その他のことをガン無視してるんだから。
手法全体として正常に機能するわけがない。
実際のチャートを使って損切り・利食いルールを明確に説明する
4時間足

2020年10月19日月曜日の朝。
週明けすぐでね、ものすごくやりやすい相場だったので紹介する。
直近で大きな下降があってその戻し(戻り目)という感じ。
200MA付近で止められてそのまま下降したら売りやすそうだなぁ、と。
ただ、それは単なる僕の希望、というか妄想なので。
今後相場が売りに適した形にならなければ売りは考えない。
「単純に素直に見ると売りだよね」という感じ。
1時間足

1時間足だけ見ると、上昇の押し目になってこれから上昇、と見える。

直前の下降ではエリオット波動的な5波の買いのタイミングも取りやすい。
でも先週終わりに、すでにちょっと上げちゃってる。
今買うのは5分足の上昇の先っぽの不利なタイミングで買うことになる。
また、週明けすぐというのは相場が安定しない。(トレーダーのアタマも安定しない)
4時間足に沿って売りを考える場合は↓こんな値動きにならなければいけない。

直近高値抜けられませ~ん
200MA付近で抑えられちゃいました~
それを確認した上での売り。
よって、この日はしばらく様子見なんだろうなぁ…と、朝考えていた。
5分足
そしてこの日の午前中の動き。

上昇してきた。この上昇は取れなくていい。
僕が狙っているのはもっと上での売りだから。
僕が注目していたのは↓これなんですよ。

先週末の謎の100pips一気に動いたやつ。
現在はそのローソクの上限下限の中で相場が動いている。

だから、上限を抜けたら一気にポーン!っと上昇していくのでは?と考えていた。
だから、今すぐ安易に売るのは危ないぞ、と。
この日の値動き①

この日の値動きは、こう。
①の上限ギリギリで売って危なかったらすぐ逃げる、という戦略でも全然アリだなと僕は思った。
この売りが成功する典型パターンは、↓こう。

エリオット波動でいうと1・2・3!でズドン!と落ちていく形。
でも実際の動きは違う。
小さな1・2・3・4・5でダラダラモタモタと時間をかけて下げた。
だからね、例に出して悪いけど、こういうトレードは良くない。

エントリーも決済も遅すぎる。
先生に言われた通りに損切りを深くしました!じゃ、ないんだよ。
5分足の値動きをちゃんと見ていたら、全く下げないのを見てサッサと逃げるのが正解でしょ。
そのへんは臨機応変にできないといけない。
この日の値動き②

これが正解のトレードだよね。
見ていた高値から全く下げないのを見て、高値抜けていきそうなタイミングでの買い。
利食いは悩まなくていい。こんなに取れなくていい。
最初のうちは毎回20pipsでいいよ。
でも慣れたらここは(さっき言った通り)ビヨ~ンと伸びやすい相場だと想定して伸ばすことを考えたらいい。
損切り位置もどーでもいい。
僕みたいに「入れない」か、冒頭のクイズのDの位置に入れときゃいい。
トレードで大事なのはソレじゃないので。
とにかく猛獣が獲物を狙うときのようにジッと観察してエントリーポイントにガブッ!と食らいつく。
特に初めはそれだけ考えてりゃいい。
あるいは、僕が元々狙っていた売りのエントリーポイントは↓こっち。(本命)

1時間足の前回高値は今回も落ちやすいという法則がある。
そこまで待って、5分足で十分に止まったのを確認してからの売り。
この人みたいに最高値から芸術的な売りなんかする必要はない。
いつも通り1・2・3を待って「お勧め」の所で売ればいい。
利食いも悩まなくていい。経験が浅くてわからなかったら20pipsにすりゃいいよ。
20pipsを月に5回トレードする。
すると月間100pips。
月間100pipsをコンスタントに取れたらね、もう専業トレーダーレベルだよ。
一生FXでメシ食っていける。
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